雇用保険受給資格者のとりさんです(・Θ・)
だいぶ前の話になりますが、ぼくがはじめて失業保険を受給したときのお話をします。
これまでの退職の殆どは自己都合退職だったので、基本的には3ヶ月の給付制限期間があるパターンだったのですが、この時は自己都合でも即受給となるケースに当てはまったため、はじめて受給申請をしてみました。
- 特定理由離職者の例
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- 期間に定めのある契約期間満了による退職
- 病気や体力の不足により離職した場合
- 家庭の事情が急変したことによるやむを得ない離職
ざっくりまとめると、期間を定めた就労形態で一方的に契約を切られた人や、病気による体力的な問題やうつ病で会社に行けなくなってしまった人、家庭の事情で仕事を辞めなければならなくなった人のような、やむを得ない理由の人を救済するという考えで特例として設けているようです。
僕は正社員で応募した会社で、半年の試用期間中(契約社員扱い)に「この会社はないな…」と期間満了で退職しただけなのですが、
特定理由離職者内の期間に定めのある契約期間満了による退職に該当する、とのことでした。
試用期間が半年…!?と驚くかもしれませんが、どうしてか大手代理店のハウスエージェンシー等では、試用期間半年はよくあります(とはいえ長い。笑)
同じような契約内容だったとしても、状況によっては扱いが異なる場合があるので、総務や社労士にしっかり確認してみてください!
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- ご注意
- 基本的な申請・受給方法は同じであると考えられますが、失業認定のための活動内容や、手続きのスケジュールなどが市区町村によって異なる場合もあるため、不明点は管轄のハローワークへお問い合わせください。
では、いってみましょう(・Θ・)
はじめに
どんな制度か
基本的には、働きたくてもすぐに働くことができない状況の人を救うための制度です。
受給に関しては、退職理由の「自己都合」と「会社都合」で支給日数や、受給開始日も変わります。
就労していれば雇用保険料という名目で給与から自動で徴収されています。
それなら利用するほうがいいに決まっているワン!
まあそう焦らずに…
確かにそうかも知れないけど、デメリットとかもあるんだよ
- デメリット例
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- 自己都合退職の場合、(特定理由を除く)3ヶ月の給付制限期間後に受給開始
- 受給額は退職前の6ヵ月の給与を基準に、概ね給与の6〜7割ほど
- 給付制限期間のアルバイトは就業とみなされるケースもあり、多くは働けない
自己都合で会社を辞めると3ヶ月の給付制限期間があるので、その間に就労と認められないレベルに抑えてバイトをしつつ、受給開始を待つことにあまりメリットはなさそうに感じます。
職業訓練を受けると受給期間が延長されるなどの特例もあるので、長期的な転職計画がある人にはメリットかもしれませんが
やっぱりライフラインのような最低限度の補償制度であることには変わりないようです。
準備したもの
スムーズに申請をするために、以下のものを準備しておきました
離職票-1と離職票-2は、退職前に会社に依頼しておかないと、「え?必要だったの?」とスルーされることがあるので注意してください(これが無いと申請できません)
僕の経験からは、離職日を過ぎて約2週間ほどで自宅へ送付してくれる印象です。
- 持って行ったもの
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- 離職票-1
- 離職票-2
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 認印(シャチハタを除く)
- 写真2枚(縦30mm・横25mmの証明写真)
- 預金通帳、キャッシュカード
退職して離職票が届くまでは何もできないので、ただただ届くのをボケーっと待っていました。
さあ、やっと申請に向かう準備ができました!(前置きが長かった…)
いざ、はじめての申請!
住んでいるエリア管轄のハローワークへ行くのですが、手続きに一定の時間がかかるということで、受付時間16時前のほうが良いようです。
混んでいるかな?と思って13時頃に行ったけど、ガラガラでした
書類に記入する
受付に行くと資料を挟んだクリアファイルを渡されて、色々と記入をするとのこと。
- 記入するもの
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- 離職票-1(給付金の振込先口座情報)
- 離職票-2(退職理由と記入者サイン)
- 雇用保険受給資格にかかる申請書
- 求職申込書
雇用保険受給資格にかかる申請書はアンケートみたいなもので、不正受給になっていないか、申告漏れがないかを確認しているようでした。
求職申込書はハローワークを利用するための申込書で、こちらも記入例を見ながら希望職種や働き方、希望年収などを書いていきます。
転職は求人サイトかスカウトで考えていたので、必要ないのでは…と思いつつ、とりあえず記入。
受給申請窓口へ
書類を持って受給窓口で移動し、担当の方に書類と証明写真を渡し、マイナンバーや運転免許証を提出。
そして会話は特になく、「手続完了です」という言葉とともに雇用保険資格者のしおりを渡されました。
え、もう終わりなの…?
よくわからないけど終わったみたい。
受給申請は一瞬で終わり、求職窓口へ行くことに。(この窓口にいた時間5分くらい)
求職窓口へ
求職窓口の担当者に求職申込書を提出した瞬間、「これを読んでおいてください」と求職ガイドブックを渡され、こちらも2分足らずで手続きが終わり、ハローワークカード(紙製)をゲット。
本日の手続きは以上、質問はあるかと言われ混乱しつつも質問すると、ちょっとめんどくさそうに
しおりをよく読んでおいてと言われました。
どうやら、しおりに書いてある次の日程に来れば良さそう。
人が多すぎるから説明もまとめてやりたいのかな?
なるほど〜合理的に考えてるのね。
以前大阪でハローワークに行った時は、専属で担当者がついてグイグイ来るタイプだったので
面倒だったら嫌だな〜と思っていたのですが、今回はベルトコンベアの上を流れるような感じでサクサク進んで楽チンでした!
さいごに
ガラガラな時間帯だったのもあるけど、建物に入ってから出るまで、20分くらいでした。
次回は説明会のレポートをしてゆきます!
都内は人が多いから仕方がないとは思いますが、機械的に就職支援をしているようではマッチングミスも結構ありそうだな…と思いました。
Web制作で就職しようと思うのであれば断然、 Green みたいな転職サイトで探したほうがいいと思います。
転職サイトはたくさんあるけど、Greenが安定して使いやすい気がするよ〜
それではまた。(・Θ・)