こんにピヨ(・Θ・)とりさんです。
4月に入社した新社会人の方、そろそろ研修も終わって仕事にも慣れてきたでしょうか。
研修を終えて実際の業務に入ると、英語で2、3文字で略される単語の多さにびっくりしていると思います。
う〜ん? thx(Thanks)とか?
それはちょっと違うよ(笑)
MTGとか、WFとか…!
この春にWEB業界へ転職してまだまだ落ち着かない若手の方も
一つ一つの意味を理解して、意識せずに使えるようになってください!
(内容は随時、追加してゆきます…!)
では、いってみましょう(・Θ・)
3文字の略称
API(Application Programming Interface)
ソフトウェアの機能をまとめたモジュールのようなもの。
提供元のWEBサービスを、開発者向けパッケージとして公開してくれている
とってもありがたい機能。(大体は無料ですが、有料APIもあります)
例えばGoogle mapのAPIを使うと、Google mapの機能をサイトに埋め込むことができます。
[ 使用例 ]
〜のAPIを活用して、サイト内のコンテンツを実装する。
instagramのAPIはもう使えなくなっちゃうんだよ〜。
悲しいですね。。
CDN(Content Delivery Network)
WEBサイトへのアクセスに対するレスポンスを早くするために、
最寄りの中継局を活用して高速に配信するための技術。
[ 使用例 ]
jQueryライブラリをgoogle CDNで読み込む
CTA(Call To Action)
行動喚起の意味で、「会員登録」や「資料請求」などの
行動を起こさせるためのリンクテキストやボタンを指す場合が多い。
[ 使用例 ]
CTAの部分に暖色やを用いて情報を強調する
CVR(Conversion Rate)
購入や会員登録、申し込みなどに至っている割合を示す指標。
CVRはコンバージョンをセッションやユーザー数で割って算出する。
コンバージョン数が5で、セッション数が100なら、5÷100で求められる。
(この場合はコンバージョン率5%)
[ 使用例 ]
CVRを改善するためにコンテンツを見直す
コンバージョンは「CV」でいいんだワン?
そうだよ〜!
UU(Unique User)とかPV(Page Views)も覚えておくといいかも。
KGI(Key Goal Indicator)
経営学から生まれた言葉がWEBではよく使われるようになっていて、
プロジェクトのゴールとなる指標として用いられる。
「KPI(Key Process Indicator)」と合わせて使われることが多く、
KGIを達成するためにKPIを設定するイメージです。
[ 使用例 ]
ECサイト売上30%増をKGIに設定
「達成目標」でも殆ど意味は同じだよ〜
LPO(Landing Page Optimization)
ランディングページ最適化という意味で、ランディングページでの成約数や
ユーザーのアクションを改善するために施策などを行うこと。
[ 使用例 ]
LPOを行い、サイトからの申込み数を改善する
MTG(Meeting)
ミーティングの略。ただの打ち合わせも、会議も、MTG。
スケジューラ等で目にすることが多い。
[ 使用例 ]
明日のMTGは17時からにリスケします
これ、略称でも何でも無かった…
(しかし当たり前のように使っちゃう)
OGP(Open Graph Protocol)
SNS上でシェアされた時に表示される、画像やサイトタイトル等を
一定のルールにまとめた規格のようなもの。
[ 使用例 ]
OGP用の説明文と画像を作成する
LINEやTwitterでURLをシェアしたら、勝手にサイトの画像やタイトルが出てくるアレだワン〜
PWA(Progressive Web Apps)
Googleが提唱しているWEBアプリの新しい概念で、表示の高速化やプッシュ通知を
送ることができるなど、モバイルユーザーのUX向上を目的とした技術のこと。
AMP対応もPWAの中の一つで、導入することでサイトの表示を高速化したり
検索結果で有利に表示されたり等のメリットがある。
(記事公開時時点)
[ 使用例 ]
WEBサイトをPWAに対応させる
SEO(Search Engine Optimization)
サーチエンジン最適化という意味で、googleのクローラに対して
サイトの評価を高くするためにコンテンツを拡充させたり、サイト構造を改善すること。
一昔前はグレーなSEO対策などが横行していましたが、今はもうコンテンツが正義になってきたので
小手先でのごまかしは効かなくなりました。
[ 使用例 ]
SEO対策を行い、検索結果の表示順を改善する
googleが求めている形に、サイトを合わせていくこと
(Googleが殆どを牛耳っている世界だから)
SEOは時代の変化に合わせて常に調整していく必要があるワン〜
STG(Staging)
本番のサーバー環境とほとんど同じ状態に作っているテスト環境を
ステージングサーバーと呼びます。
[ 使用例 ]
STGにテストアップして挙動を確認する
TDK(Title Description Keyword)
サイトのメタデータ部分に配置する、サイトタイトルとサイトの説明、
コンテンツのキーワードをひっくるめてTDKと呼ぶことがあります。
キーワードは少し前からGoogleがあまり評価していないという話があり、
現場によってはキーワード自体を省略することがあるようです。
[ 使用例 ]
サイトに適切なTDKを設定する
もう最近の若い会社とかでは使われてないかも…
2文字の略称
CP(Campaign)
「キャンペーン」の略で、案件名やメールの件名など
様々なところでよく使われます。
[ 使用例 ]
CPサイト、CPバナー、CPページ
これはそのまますぎだワン〜
DB(Database)
データベースの略で、ディービー、デービーと呼ばれます。
ECや会員サイトなどの案件でよく耳にすると思います。
[ 使用例 ]
会員ページを作るならDBが必要です
EC(Electronic Commerce)
主にWEBショップなど、ネット上での商業を指します。
同じ意味で「eコマース」と呼ばれることもあります。
[ 使用例 ]
売上増加のためにECサイト改修を行う
GA(Google Analytics)
グーグルの提供しているアクセス解析ツールのことで、
殆どのサイトで利用されているサービス。
[ 使用例 ]
GAタグを設置する、GAでログを分析する
アナリティクスと呼んだりもするよ!
LP(Landing Page)
ランディングページの略で、広義では「訪問者が最初にアクセスして着地したページ」なので
検索から来て初めに表示されるページがランディングページとなりますが、
WEB業界では、数ページで構成されるキャンペーンサイトなどを指すことが多いです。
[ 使用例 ]
WEB上でのキャンペーン施策のためにLPを制作する
SP(Smartphone)
スマートフォンの略で使われることが多く、マルチデバイス対応案件で
耳にする機会が多いと思います。
グラフィックデザインでは「SPツール(Sales Promotion Tools)」と使われることがあるので
どちらを意味しているのか間違えないようにしましょう。
[ 使用例 ]
SPサイトデザイン、SPサイト制作
SPツールは店頭POPとかカタログとか、販促関連の制作物を指すことが多いよ。
UP(Upload)
アップロードの略で、WEBサイトのデータをサーバーへアップロードする時に
「UPする」と使われています。
[ 使用例 ]
テストUPする、本番環境にUPする
VI(Visual Identity)
ビジュアル・アイデンティティの略で、任意のマークやロゴのことを指します。
CI(Corporate Identity)を構成する要素で、視覚的な展開を統一する活動ですが
WEBの場合では「ロゴ制作」と軽い感じで使われるケースがあります。。
[ 使用例 ]
サイトロゴのVIを制作する
WF(Wireframe)
ワイヤーフレームの略で、サイトの情報設計を枠による構成で
視覚的に整理した図を意味します。
[ 使用例 ]
WFを起こして構成を確定する
私はサイト設計図と言うかな〜
さいごに
書いているうちに、そもそも専門用語がとにかく多いことに気づきました。。
覚えておきたい専門用語については、また別の記事でまとめゆきます〜!
ちなみに、ASAP(as soon as possible、意:可及的速やかに)という単語も稀に出てきますが、つまり「なるはや」ってことです。
(日本語でいいじゃん…)
それではまた。(・Θ・)