こんにピヨ(・Θ・)とりさんです。
今回は転職支援サービスを利用する時に知っておいて欲しい、転職エージェントのしくみについてお話していこうと思います。
無料で転職をサポートしてくれるエージェントって何者なんだろう?
タダほど怖いものはないからね…
結論から言うと、エージェントは企業からしっかりお金をとっているので、変に心配せずにしっかり活用して大丈夫です。
この記事では、転職エージェントを使用するメリット、活用時の注意などの要点を簡単に説明していきます!
- この記事の内容
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- エージェントは紹介手数料で稼いでいる
- 遠慮せず無料で使い倒すくらいでいい
- エージェント活用企業は採用に積極的
では、いってみましょう(・Θ・)
転職エージェントが無料で利用できる理由
求職者側の負担は基本的に無し
求職者側からすると、無料でさまざまなサービスを受けることができる転職エージェントはなんだか怪しいような…?という気持ちになるかもしれませんが、基本的に求職者側へ利用料金が発生することはなく、むしろエージェントは儲かっているくらいです。
「無料で色々と助けてもらっているからあまり無理は言えない…」と考える人もいますが、エージェントは紹介手数料で結構稼いでいるので、無茶すぎるお願いをしない限り、そこまで嫌な顔はされないと思います。
うまく活用して、理想の会社に入ることだけを考えましょ〜!
もしも希望していない求人を適当にやたらと紹介してきたり、フォローが雑でやりづらいエージェントの場合はすっぱり見切りをつけて、他社に変えたほうがいいかもしれません。
会社の強みに興味がある場合は、担当を別のエージェントに変更できることもあるので、問い合わせてみてもいいと思います。
相性もあるから、使ってみないとわからないワン〜
採用した企業から成果報酬を受け取っている
費用の実態を知らずにエージェントを使っている人は明日から見えかたが変わるかもしれませんが、人材紹介の手数料は実は結構な金額なんです。(暴利といわれるくらい)
平均的に「採用時年収の30%程度」を紹介手数料としているケースが多いので、年収500万円の人なら手数料は150万ほど、年収400万円の場合でも120万程度にはなりますね。
すごいよね…。
人を右から左に紹介するだけ、面談にも同行しないメールだけのサポートもよくある話…そんな感じで…なかなか…儲けてますよね。(羨ましい)
(ぼくたちは現場で残業して制作しまくっても月30万…悲)
会社の規模や人材のランク・業種によって手数料の割合も変わりますが、それでも転職の仲介をするだけで結構な収益を得ているので、利用する側としては遠慮なく対等な立場で使えばいいと思います。
人を売ってるみたいだワン〜
まあそうだね…。
でも、一人で応募して内定を取る自信がない人には、エージェントはありがたいんだよ。
転職エージェントを使うメリット
企業へ客観的に魅力を伝えてもらえる
エージェントが企業とぼくたちの間に立ってくれて、企業側へ紹介時に求職者の能力や人柄等を魅力的に伝えてくれます。
客観的な評価を(長所をたくさん褒めて)伝えてくれるので、自分でアピールするような我の強さを相手に感じさせることなく、良い印象だけを与えることができます。
もし企業へ紹介文を事前に見せてもらえるのであれば、確認させてもらったほうがいいかも。
エージェントによっては褒めてすぎて(善意)伝えてくれるので、応募先企業が期待しすぎている中、本人は知らず面談に臨んでしまい、応募先企業が「想像していた人と違う…」という事態になる可能性があります。
褒めてくれるのはいいけど、どのように伝えてくれているのかは先に知っておきたいよね。
あまり褒められると、期待がハードルになって困るワン…
面接対策や内部情報の事前共有
転職サイトや企業の求人サイトからの応募をする場合は、公開されている情報を元に企業分析して面接対策をする必要があり、社内の様子や雰囲気などは面接の中で面接官と駆け引きしながら確認することになります。
一人で準備するのはなかなか大変です…。
転職エージェントは事前に企業へヒアリングを行い、社内の様子や求める人物像、求人に至った経緯なども周知しているので、求人情報からは読み取れない現場の雰囲気等を事前に確認することができます。
エージェントによっては面接で質問する内容を事前に教えてくれる場合もあるので、回答内容をしっかりと準備して面接に望めるもの嬉しいポイント。
イメージとしてはOB・OG訪問で聞けるような情報が、エージェント経由で得られる感じかな。
社内の雰囲気とか、事前にわかると心強いワンね〜
転職エージェント利用時の注意点
あくまでもビジネスパートナー
前提として、転職エージェントはボランティアではありません。
もしかしたら他人の人生をサポートすることに生きがいを感じているエージェントもいるかもしれませんが、基本的にはビジネスのために転職支援をしています。
もしかするとエージェントを利用してみて「ドライな人だ…」と感じたり、「本気で親身に考えてくれてる?」と違和感を覚えることがあるかもしれませんが、相手も「仕事として」転職支援をしているだけなので、そんなものです。
ぼくたちは転職支援をしてもらえて、エージェントは報酬がもらえるから、win-winだね。
本当に人の人生をサポートすることが好きなら、エージェントはやってないと思うワン
中には親身になって聞いてくれるエージェントもいますが、基本的には家族や親友に相談するような気持ちで望まず、ビジネスのために転職を手伝ってくれる人という距離感で付き合うことをおすすめします。
業界未経験の場合は対応できないこともある
エージェントを利用することで、求人サイトで個人的に応募するよりは転職活動が有利になりますが、業界未経験や異業種から転職の場合はあまり期待できないことがあります。
ぼくも未経験の時は、求人サイトで必死に探しました…。
(ちなみに当時はエージェントに断られました。笑)
もしエージェントが間に立って魅力を伝えてくれたとしても、会社側が即戦力を求めている場合はマッチングしないので、紹介してもらうことすらできません。
どちらかといえば業界経験者が活用することで効果を発揮する転職エージェントですが、ワークポート の場合は未経験からの転職にも強いため、これからWeb業界を目指そうと考えている方にはぜひ ワークポート を使ってみてほしいです。
企業が転職エージェントを活用する背景
求人サイト掲載料を懸念している
一般的な応募者獲得の方法である「求人サイトへの掲載」の場合、ほとんどのサイトは月ごとに掲載費用が発生するため、毎月何十万もの費用がかかります。
求人情報を掲載しても応募が少なかったり、求めている人物と出会えない場合は、掲載費が無駄な出費になってしまいます。
ぼくがいた会社では月に2件くらいしか応募がなくて、会社側からスカウトメールを送りまくっていたくらいだよ…。
掲載するだけで応募を獲得できないようなベンチャーは特に採用コストがかかるので、何ヶ月も掲載費を払うことを考えるとエージェントに成果報酬を払ってスピーディーに探すほうが良い選択になる場合があります。
採用業務の負担を軽減するため
転職エージェントを利用している企業には、採用業務に人員を割けない場合があります。
ある程度の会社規模でなければ人事専門のチームを設けることも難しいため、規模の小さな会社では総務や経理が人事を兼任している場合もあります。
ちゃんとした人事部があるような会社は、毎年新卒採用をしているような規模感かな。
ベンチャーだと難しいワンね〜
エージェントを利用すれば企業側も紹介を待てばいいだけですし、一定以上の求めている人物を紹介してもらえるので、探す手間も省くことができるため、ベンチャー企業などは特によく利用している印象があります。
費用よりも人員確保を優先している
その他のケースとしては、欠員をなるべく早く補充するために後任の人材を探している場合があります。
Web系の会社って定着率が低いのか、結構すぐに人が辞めていくからよくあることなんだ。
このような状況では派遣スタッフを頼んで一時しのぎをしていることが多いので、すぐにでも正規雇用の人員を確保するために費用を顧みずエージェントに依頼することがあります。
派遣でつないでいる間も人件費が割高になってるもんね〜
さいごに
- この記事のまとめ
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- エージェントは紹介手数料で稼いでいる
- 遠慮せず無料で使い倒すくらいでいい
- エージェント活用企業は採用に積極的
ぼくたちがなぜ、無料で転職エージェントを利用できるか理解できたでしょうか。
エージェントにお金を払ってでも採用に積極的に取り組んでいる企業の募集背景や、活用時の注意点などを考慮しつつ、いい距離感でサポートを受けて内定を勝ち取ってくださいね!
もう少し詳しく掘り下げてみたこちらの記事もどうぞ。
それではまた。(・Θ・)