こんにピヨ(・Θ・)とりさんです。
今回は転職支援サービスを利用する時に知っておいて欲しい、求人サイトのスカウトサービスについてお話していこうと思います。
まだ使ったことがない人、これから利用しようと考えている人は「無料で使えるのか」、「怪しくないのか」などなど気になると思うので、大事なポイントだけをピックアップして簡単に説明していきます。
匿名だし無料だから、転職の予定がなくてもとりあえず登録してみてもいいと思うよ。
- この記事の内容
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- スカウトサービスはメリットがいっぱい
- すぐの転職予定でなくても登録はオススメ
- スカウトメールの内容は鵜呑みにしない
では、いってみましょう(・Θ・)
スカウトサービスは基本無料で利用できる
スカウト側の企業のみに費用が発生
求人サイトの中には、職務経歴を登録しておくだけで企業からスカウトを受けとることができるサービスがあります。
スカウトサービスは基本的に求職者側へ費用が発生せず、むしろ採用に至った場合に「転職祝い金」を受け取ることのできる求人サイトもあります。
一方で企業側の利用には、掲載料金のほかにスカウトメール1通ごとに料金が発生するタイプや、採用に至った際に成果報酬が発生する形式など、求人サイトによって様々なパターンが存在しています。
- 企業側に費用が発生する例
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- 登録者情報を検索・閲覧する行為
- スカウトメールを送る行為
- 採用・入社に至った場合
例として Green に登録するとスカウトメールがたくさん送られてくるのは、「成功報酬型」のため採用が確定するまでのアクションに費用がかからないからです。
Greenを積極的に使っている企業にはベンチャーなどの中小規模が多く、人員獲得を急いでいるために片っ端から声をかけて面接を行ったりしがちです。
興味レベルでもスカウトメールを送るのはちょっと違う気がするワン
一方で Wantedly や ビズリーチ などではスカウトメールの送信が有料になっているため、企業が本命の人だけにコンタクトを取っている可能性も高くなります。
スカウトサービスに登録して、やたらと「コピペのようなスカウトメールが送られてくる」場合は、その求人サイトでは本命のスカウトメールを受け取ることが難しいかもしれません。
オファーレベルのスカウトって、職務経歴をしっかり見ずに送っているような人もいそうだよね。
マッチング率が上がる有料プランもおすすめ
基本的に無料で利用できるスカウトサービスですが、企業とのより良い出会いを求めるのであれば、Wantedly や ビズリーチ などでプレミアムプラン(有料)のオプションサービスを利用するのも良い選択です。
この数年の間にもスカウトサービスが一般的になり、営業メールのようなオファー感覚でスカウトメールを送る企業がかなり増えてきました。
有料プランを利用するとより多くの企業とマッチングする印象で、ぼくも両サービスにて利用してみましたが、興味のあるスカウトが未登録時と比較して3倍以上届きました。
転職を本気で考え始めた時に、まずは短期間だけ利用してみるのもおすすめだよ。
スカウトの一般化のように、有料プランレベルのマッチングが一般的になってくると、今度はスーパープレミアムプランのような上位オプションになるのでしょうか…。
(どこぞの携帯会社が出しているサービス名みたいですね)
スカウトサービスを使うメリット
スカウト経由だと選考に通過しやすい
企業からスカウトメールが届いてエントリーをする場合は、相手がこちらを本命として見ているかはさておき、経歴に関心を持っている可能性が高いです。
企業側が事前に経歴を確認してメールをしているので、書類選考の通過率も高く、スカウトメールによっては「面接確約」と記載している場合もあります。
企業が興味を持ってコンタクトを取っているので、企業側に期待されている状態で選考をスタートができるのは心理的にも少し楽ですよね。
自分から応募すると「挑む」感じになるけど、スカウト経由だと「お見合い」みたいな印象になるよね。
企業へ気軽に興味通知ができる
スカウトサービスを導入している求人サイトのほとんどでは、興味通知が簡単に送れるようになっています。
昔は企業からスカウトメールを送るだけの一方的なアプローチでしたが、今では自分が企業に興味を持っていることを気軽に伝えられる、「興味あり」「気になる」「話を聞いてみたい」などのボタンでエントリーのきっかけを自分から行うことができるようになりました。
興味通知を送ってマッチングすれば面接前にメールでやり取りが行えるのも、企業の雰囲気を確かめるにはとても便利です。
エントリーして初めてコミュニケーションをとるのが面接の場だと、当日まで緊張していろんなこと考えちゃうんだよね。
メールでも事前に話ができているほうが、気持ちも楽だワン〜
市場価値調査ができる
スカウトサービスは無料で利用できる上に、基本的には匿名で利用可能なので、まだ転職を考えていない人にも是非使ってみて欲しいサービスです。
なぜオススメするかというと、登録した情報に対して企業からスカウトメールが送られてくるので、自分の経歴でどの程度の雇用条件なのか、どんな企業から声がかかるのかを知るのは長期的なキャリアプランを立てる上でも参考になると思います。
「仕事を変える気がない状態で登録したけど、とても魅力的な話をもらって転職した」という話も結構聞くので、とりあえず登録してみるのはオススメです。
お金がかかるわけじゃないから、とりあえず使ってみるといいワン〜
スカウトサービス利用時の注意点
スカウトメールは採用確定ではない
サービスを使い慣れていないうちは、スカウトの本来のイメージである「特別な話」という印象を持ってしまいがちですが、求人の現場では興味通知やオファーのレベルで使われています。
以前企業側で採用に携わっていた時、スカウトを送った応募者の方が自信を持ちすぎて(?)、面接時に「私から逆面接しますね」と言われて場が凍りついたことがあります。
(この時はポテンシャル採用枠でスカウトしたので、お世辞にも能力が高いとは言える方ではなく…面接官総意で不採用でした)
この応募者の人はたぶん、スカウトメールを真に受けて天狗になってしまったんだと思うな…。
純粋な人が少し調子に乗ってしまう気持ちも分かるワン…
スカウトメールの中には「魅力的なご経験に…」「ぜひ我が社で活躍を…」などと書いてあることが多いですが、興味を引くように作られた社交辞令のようなテンプレなので、あまり鵜呑みにしないほうが良いです。
最近のスカウトメールはうまく書かれているから、本命っぽく見えるときもあるんだよね…。
その気がないスカウトメールはちょっと迷惑だなあ。
求人でのスカウトが一般化しすぎて営業メール化してきているので、オファー感覚のスカウトメールと差別化をするために「プラチナスカウト」や「プレミアムスカウト」のようなランクを設けている求人サイトもあります。
全てのメッセージに返信しなくてもいい
企業からのスカウトメールには、必ず返信する必要はありません。
とても気持ちのこもったスカウトメールを貰った時は、感謝と自体の旨を返信しても良いかもしれませんが、企業側からすると「採用に繋がらない話に興味はない」のです。
返信しなくても失礼ではないかな?と思ってしまう気持ちもわかりますが、スカウトの内容に対してエントリーする気持ちがなければ、読み流してしまっても大丈夫です。
家に来る訪問販売とかも、興味のない話は相手をしないよね。
スカウトメールもそれくらいの対応で良いんだよ。
最近は採用するのも難しい時代だから、片っ端からスカウトメールを送ってたりするワン〜
あまり大きな声で話せないスカウトメールの実情など、現場で見てきた詳しい話はこちらの記事も読んでみてください。
さいごに
- この記事のまとめ
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- スカウトサービスはメリットがいっぱい
- すぐの転職予定でなくても登録はオススメ
- スカウトメールの内容は鵜呑みにしない
スカウトサービスは特別なものではなくて、企業から求職者へのカジュアルなアプローチとして使われていることがほとんどです。
(たまに本命のスカウトもあるので、見逃し注意!)
ぼくたちは基本的に無料で使えるし、在職中でも登録しておけばいろんな企業から届くスカウトで「こんな会社から声をかけてもらえた!」という自信になったり、中にはとてもいい条件の職場に巡り会って、転職のきっかけになるかもしれませんよ。
それではまた。(・Θ・)