こんにピヨ(・Θ・)とりさんです。
Web系の技術やトレンドって移り変わりが早いから追いかけないといけないのは分かるけど、勉強会は意識の高い人が行くイメージを持って無意識に避けていたりしていませんか?
まだ参加したことがない人はぜひ行ってみることをおすすめしますが、ぼくは実際に何度も参加してみて、なんだかイメージと違う?と感じたところがあったので、今回は中堅Webデザイナーから見たWebの勉強会について、主観強めでお話していこうと思います。
- この記事の内容
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- 参加者は自分と似たようなレベル
- 勉強会での人脈は増えにくい
- 人脈作りや受注目的より内容を楽しもう
では、いってみましょう(・Θ・)
勉強会ってどんな感じなの?
基本的には、「テーマに興味のある人たちが集まって一緒に勉強をする」という趣旨のイベントですが、一口に勉強会といっても座学形式やワークショップ形式などいろんな形式があります。
- 勉強会形式の例
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- 話者の話を座学形式で受講
- ワークショップ形式で実際に体験
- グループ別で課題に取り組み、発表
- 個々でもくもくとコードを書く
- 補足情報
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- イベントの時間は大体、1〜2時間程度
- 手を動かして勉強する場合はPC、ソフトが必要
- 軽食やドリンク、お菓子が出ることもある
- 2次会と称した交流会もある(実費)
有志での開催される小規模の場合は大抵有料、場合によっては場所代(コワーキングスペース利用料)も発生しますが、企業主催やスポンサー企業がついているような中規模以上になると、参加費無料だったりもします。
参加費は2,000円〜10,000円程度で、内容によっては書籍を買って勉強したほうコスパが良いかも?と思うかもしれませんね。
どんな人が来ているのか
勉強会の募集要項には開催概要と対象者についての説明が記載してありますが、募集の間口を狭めすぎると集まらない可能性があるので広いレンジで募集をかけています。
内容にもよりますが、大体の場合の参加者は「テーマに興味はあるが触れたことがない」人(未経験)、「テーマに関して少し理解がある」人(初心者)、「テーマについて理解を深めたい」人(経験者)で構成されていて、専門性の高い人は少ないと思っていたほうが良いと思います。
本気で勉強だけがしたい人は、本を買って自分で調べて勉強するよね
まあね…確かに。。
もし「Web業界を牽引する超ベテランデザイナーのつどい」というイベントと「Webの未来についてみんなでゆるく話そう」というイベントがあったらどちらに参加しますが?
おそらく大体の人は、「超ベテラン」って書いてあるから辞めておこう…という考えで避けてしまうはずです。
逆にWeb界隈ですでに強キャラな方々は、「超ベテラン」イベントに参加する他の強キャラに興味を持って参加すると思います。
こんな感じだから、勉強会ですごい人と出会う確率は低いんですかね。
たまに、何もできなくても上級の勉強会に行ってガンガン絡んで会社に誘われたりする人もいるけど、あれは人間力が高からできることなので、普通の人には難しいよね…。
過度に期待をしないで楽しもう
お金を払って参加しているからといって、参加するだけですごい能力が身につくわけではないし、知り合いがたくさん増えるわけでもありません。
確かに勉強会の参加者から、後の友人になることもあれば仕事に繋がる場合もありますが、あまりがっつかず程々に交流することをおすすめします。
クリエイター系には押しが強いと引いてしまうような人も多いので、あまり人脈作りや案件獲得を目的にせず、内容を楽しめたらいな、気の合う人が居たらいいな、という気軽な感じで参加することをおすすめします。
ぼくも張り切って名刺交換をしまくったけど、30人くらいに話しかけてもまともに話できたのは1人だったよ…
その後も縁のある人なんて、本当に少ないかも。
勉強会に出会いを期待しちゃダメだワンね〜
勉強会でわかりやすい結果は得られないかもしれませんが、「苦手なものに興味をもつことができた」とか、「可能性を広げるきっかけになった」とか、「面白い情報が聞けた」のように、何かしらWeb人生にプラスに作用するきっかけは得られます。
ぼくもかなりの受け身体質ですが、せっかく時間を作って参加するので積極的な姿勢で学んで、有意義な時間を過ごせるよう意識したいですね。
覚えているうちに復習したり、ブログや自主制作でアウトプットして知識を定着させたいところです…
(実行に移せないタイプ)
交流会や趣味に近い?
ぼくのバイアス強めな主観ですが、勉強会に参加する人って「勉強会というイベントに参加する」ことが目的になっている人もいる気がします。
2次会に参加することが目的の人もいるワンね〜
なぜかというと、別の勉強会で知り合った人が2年経っても未だに「〇〇入門」とか「はじめての〇〇」みたいな内容の勉強会に行っていたりするんですよね。
(それが悪いわけではないんです。勉強会に求める目的は人それぞれです。)
ぼくは勉強会に「知識や能力」を求めているので、同じ時間とお金をかけるなら書籍を買ったりピンポイントなWeb学習講座に課金したほうが効率がいいかな?と思って、そこにお金と時間を使いました。
本当は「人脈増えないかな〜」と思っていたのは内緒です…
みんな考えることは同じだワンね〜
みんなと一緒に勉強しているような雰囲気が好きなのであれば、後述の「Schoo」を利用してみることをおすすめします。
家に居ながら毎日ネット上の教室に登校するスタイルなので、擬似的に勉強会のような雰囲気を楽しめると思います。
勉強会探しに役に立つサイト
大抵は知り合いづてに流れてきた情報や、友人に誘われて参加することが多かったのですが、最近は勉強会の募集が探しやすくなったのでネットだけでも十分に見つけられると思います。
イベント募集・開催スケジュールまとめ系のサービスは他にもたくさんありますが、中でもWebに関連した勉強会を探す際に使いやすそうな3サイトをご紹介します。
TECH PLAY
- Webサイト
TECH PLAY(テックプレイ)はパーソルキャリア株式会社が運営する「テクノロジーに関わる様々なイベントを集約して掲載しているサイト」で、Web系の人にドンピシャなWebデザイン講座からプログラミングまでかなりたくさん載っています。
カレンダー形式で一覧になっているページもあるので、翌々月までのスケジュールを見ながら参加の計画も立てられて便利です。
企業主催のような勉強会も多くて、しっかり学べそうな安心感があるよね。
ATND
- Webサイト
ATND(アテンド)はリクルートが運営しているイベント掲載サイトで、こちらは掲載・管理が無料で利用できるためか、一般の方が主催の勉強会から飲み会までカジュアルなイベントが多く掲載されている印象です。
TECH PLAYと比較するとWeb関連のイベント数が少ないですが、企業開催のようなかっちりした勉強会よりも、小規模でゆるゆるとやりたい人におすすめです。
(参加費の安い勉強会が多いのも魅力)
Schoo
- Webサイト
2012年辺りから公開されている、ネット上の学校として「世の中から卒業をなくす」というコンセプトのWeb学習サービスです。
感覚としては自宅PC(スマホ)から学校に登校して、他の生徒と一緒にリアルタイムで授業を受けるイメージで、講義中にもコメントを投げたりできるので、ライブ感があって楽しく授業を受けられます。
講義中に送ったコメントを拾って回答してくれたりするから、先生との距離感も近くてライブ感があるよね。
一緒に授業を受けている生徒のコメントも読めるから、みんなで授業を受けているような気分になるワンね〜
無料会員では生放送を利用することができて、有料会員(月々1,000円程度)になると授業のアーカイブなども見ることができますが、一緒に授業を受けるライブ感が売りでもあるので、とりあえず無料会員で登録しても十分楽しめると思います。
有料会員になれば、Webデザイン や プログラミング のような過去の授業アーカイブが見放題なので、試してみて気に入ったらサブスクリプションを申し込んでも良いかもしれませんね。
さいごに
- この記事のまとめ
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- 参加者は自分と似たようなレベル
- 勉強会での人脈は増えにくい
- 人脈作りや受注目的より内容を楽しもう
ぼくも勉強会に熱心な時は、月に10回以上参加していました。
勉強会の参加費、2次会などを合わせると毎月70,000円以上は使っていたと思います。
あの時は自分への投資と考えていたけど、書体とか買ったほうが良かった…と思うことがあるよ。
行ってみて色々わかったのも勉強代だワン〜
その時は「未来のクリエイター人生を一緒に歩む友人を見つけたい」とか、「良いお付き合いのできるクライアントに出会えたら…」なんて妄想していましたが、結局今の繋がりは何でもない日常の中にありました。
打算的に考えず、あまり肩肘張らずに「勉強会というイベント」を楽しむつもりで、気楽に参加するのが一番いいと思います。
それではまた。(・Θ・)