こんにピヨ(・Θ・)とりさんです。
あなたは今、少しでも転職することを考えていますか?
世間では転職することが逃げだとか、問題を先延ばしにしていると言われたりしますが、ぼくは転職することが悪いとは思いません。
転職を考えちゃうような会社にも問題があるのでは…
Webは特にクソみたいな微妙な企業が多いからね。他の業界に比べて転職している人は多い感じがあるよ
ぼくも社会に出たばかりの頃は「転職 = 学校中退」みたいに、経歴にマイナスが付いてしまう印象を持っていました。
でもそれは新卒で商社や外資系の大手優良企業に就職したような将来安定が約束された人であって、Web業界のクリエイターなんて、ほとんど異業種からの転職組です。
そりゃ転職歴がないに越したことはないけど…よりよい環境を目指して転職することは良い判断だと思うよ
ただし、よく考えて計画的に行わないと、とりさんみたいに焦って転職しまくりみたいに失敗しちゃうよ〜
ちょ、失敗っていうなよ…
Webの企業は低賃金で雇用条件が良いとは言えない場合が多いので、黙って働いている方が人生を不利にしてしまう気がします。
今は良くても、5年後や10年後に苦労しないかを考えて、転職も前向きに検討してみてはどうでしょうか?
では、いってみましょう(・Θ・)
転職によるメリット
給与がアップする可能性
前職での評価と新しい環境での評価が全然違うことは多くあります。
また、一度給与ベースが決まってしまうと管理職にでもならない限り大きく給与ベースが上がることはありません。
会社としては人件費をなるべく抑えたいので、今の会社環境で地道に積み上げていくよりも
転職することで能力に対する適正な評価が得られる可能性はとても高いです。
基本的に前職給与を基準に考えているけど、能力を再評価した結果ぐっと給与が上がるという話はよくあるよ。
むしろ、この給与で働いていたの…?って前職のブラックさを感じることがあるね。
チャレンジの機会に出会える
1つの会社に長くいると、毎日がルーティン化していることに気づくと思います。
それは慣れてきたからではなくて、もしかすると会社に都合の良いポジションに置かれている可能性があります。
会社は安定的に利益を生み、業務を遂行するために人を使います。
経験が多いスタッフに安定して仕事をさせたいので、各人にチャレンジの機会を与えて成長させることよりも会社の都合を優先しがちです。
ある会社で出会った15年くらいバナーだけを作っている人。
バナー作成と新人教育だけを任されて、気づけば40代後半、年収400万以下。これはなかなか辛いよね…
転職をすると、改めて能力を活かせそうなポジションに配置されたり、希望を出して今までと違うことにチャレンジすることができます。
生涯安定を約束されている会社ならまだしも、条件が微妙な会社にいるよりは転職したほうが確実に人生よい方向へ進むと思いますよ。
新しい人と出会える
これはぼくにとって一番大きいメリットでした。(一歩も外に出ないのが悪い)
あまり外と交流を持たない内気な性格なので、物理的に接する人が変わることは大きな環境の変化に繋がり、いい刺激になりました。
毎日会社で会う人の顔ぶれがガラッと変わると、発見や気付きもたくさんあるよね
勉強会とかでも知り合えるけど、ああいう人達って繋がりが薄いからすぐ疎遠になるもんね〜
以前の職場環境で密に交流のある人とはずっといい距離感で繋がり続けるので、転職のたびに少しづつ友人の繋がりが増えました。ありがとう転職。。
転職によるデメリット
面接時にマイナスに取られる場合がある
定着しないと思われる
前職を2年未満で退職していると「今度もすぐ辞めてしまうのでは…」と
書面だけの情報でネガティブな印象を持つ方もいます。
私の時代はとりあえず3年続けてみる考え方だったからね
まだまだ世の中には、厳しい環境にも耐えて根を張って生きるタイプの
真面目な人間を評価する風潮があります。
そもそもメリットあったら辞めないからね…
回数が多いと人間性を疑われることも
これは顕著に問題のある人間かもしれないと思われます。
きちんと理由の説明できる転職はマイナスにならないといいますが、やはり回数が多いと不信感を抱かせてしまうようです。
実際にぼくも採用側に立っていた時は、転職回数が結構多い人には各企業を退社した理由をしっかり聞いていました。
上場しているような事業会社は勤続年数を重視する傾向にあるけど、ベンチャーや制作会社は、転職歴は気にしないかも。
現場が人手不足なので、人員の拡充が最優先にしているから。
年収が下がる場合がある
基本的に前職給与を基準にするので給与が大きく下がることは少ないですが、契約の内容によっては給与が下がることもあります。
雇用条件や福利厚生によっては給与だけでは判断できないメリットもあるので、求人の内容をしっかり見てみましょう。
- メリットの例
-
- 残業時間が少ない
- 通勤が楽(時間や沿線など)
- 住宅手当や家族手当のような福利厚生
- 制作実績・取引企業に魅力がある
などなど、優先したいことがあれば納得の転職になると思います。
もしも、更にその後転職する場合は今回の給与が基準になるため、基本給の下がる会社に転職する場合は先のことも注意して考えてみてください。
ぼくはいろんな案件を経験できるなら
給与が下がっても良かったので、会社の持っている案件を見て会社を選んでいたよ。
ぼくが転職をした理由
実績数、表現の幅を増やすため
同じ会社にいるとルーティンになってくるので、若いうちにいろんなジャンルの案件を経験したくて複数の会社に移りました。
社歴が長くなってくると決まったクライアントを担当する事が多く、担当クライアントの定常更新だけで手一杯になっていました。
また、制作会社にも得意ジャンルやキャラクターがあるので、一つの会社で多種多様な案件に関わることはできないと思っておいたほうがいいです。
若いうちから表現の幅があるほうが後々有利だと思っていたんです。
(思い返すと、1年で転職するのは早かったかも…と思ったり。)
美容やアパレル、不動産、エンタメ…のように、クライアントの業界が変われば表現方法が全く異なります。
苦手なジャンルは必然的に担当できる機会も少ないため、苦手な領域を伸ばすには自主制作をするか、転職でもしないと制作できるジャンルの幅は変わらないと思います。
自分が苦手なジャンルの案件って、他に得意な人が居たらそっちへ流れがちだもんね
より良い就労条件を求めて
Web制作に携わっている方はだいたい分かると思いますが、平均給与は比較的高くありません。
業界3年目、月の残業40時間以上、賞与込で400万超えればまだマシです。
案件単価が低いから給与が低いのもしょうがないんだよね〜
そして裁量のない一般職に裁量労働させるという謎の裁量労働契約。
出勤時間自由と言いつつほぼ自由のないフレックスタイム制も当たり前のように存在します。
- 裁量労働とは
- 業務遂行の手段や時間配分を本人の裁量に委ねること
自由な時間配分で自由に働き、効率的よく成果を出すための働き方のこと。
みなし残業を正当化するために裁量労働と呼んでいるようなもの
求人票上ではみなし残業代が含まれている月収のほうが高く見えるものの、元々の給与ベースが低いので内訳を見てみると意外と安い…と思う求人内容は多く隠れています。
求人票を見る時は、パッと見の金額に騙されず業務内容と残業や特別手当の扱いをよく確認してみてね。
ぼくの考えでは、少しでも条件の良い会社で経験を積みつつ、スキルの幅を伸ばして社会的価値を上げることで、最終的には優良企業に行けたらいいな…と考えて転職をしていました。
…が、そんなに器用に世渡りできるな性格ではないので、理想通りには行かず、何度も変な会社に捕まったりしながらデコボコ道を走っているうちに、気づけば独立していました…笑
さいごに
転職には多くのエネルギーが必要になるので、心身ともに疲れる大変な作業です。
一度入った会社で5年、10年と働くのはすごく立派なことだと思います。
しかし会社に骨を埋めるほどの愛が無かったり、将来に不安を感じているのであれば、それは環境を変えるきっかけではないかと思います。
もし迷っているのであれば、雑談でもいいのでTwitterなりフォームからなり、ぜひ話しかけてください。
思い切って環境を変えるほうが、きっと幸せになれると思います。
人の直感はよくできているもので、おかしいな?と思ったことはだいたいおかしいんですよ…。
自分を信じて、いい人生を進んでいきましょ。
それではまた。(・Θ・)