こんにピヨ(・Θ・)とりさんです。
よく聞かれる内容として、事業会社に転職した後はその後の転職が不利になるのか、事業会社に転職するメリットは?と質問を受けることがあります。
事業会社での経験はざっくり分けるとビジネス能力であり、この経験は事業会社や受託会社問わず必要とされる能力となります。
受託のクリエイティブ職に転職するとなると、あまり評価につながらないかもしれません。
- この記事の内容
-
- マイペースに安定して働きたい人におすすめ
- 事業会社にはホワイト企業が多い
- 職務経歴に書ける実績を意識して作っていこう
- 事業⇢事業の転職は○、事業⇢受託の転職は△
事業会社は働きやすいところが多いので、ガッツリ制作をするほどでもなく、マイペースに安定して働きたい人にはおすすめだよ
今回はぼくが実際に事業会社で働いてみた経験から、今回は事業会社に勤めることのメリットとデメリットをご紹介します。
事業会社と受託会社の違いがよくわからない場合は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
では、いってみましょう(・Θ・)
事業会社に勤めるメリット
仕事とプライベートを両立できる
事業会社の業務の多くは自社サービスの改善や充実が主になるため、スケジュールが調整しやすくプロジェクトの負荷を分散しやすいという特徴があります。
極端な話、社内でスケジュールの再調整ができる状況であればプロジェクト自体のの公開日を後ろ倒しにすることも可能です。
実際にぼくも半日仕事がない日がよくあったし、18時にはきっちり退社して翌日のお弁当を作るほど余裕のある感じだったよ。
お弁当って気持ちに余裕がないと作る気になれないもんね〜
上場している場合は結構ホワイト企業
ある程度規模の大きい事業会社に入れた場合、東証一部、二部に上場している場合もあります。
企業が上場している場合は特に、悪い評判を出さないために労働環境の改善を行ったり、離職率を少なくするために社内環境の改善に意識を持って動いてくれます。
会社の評判を維持することは、会社を運営をすることとも関係してくるもんね。
なぜかというと、四季報などには上場している企業の情報が出されており、離職率もすべて掲載されるので優良な企業であること維持するために気を張っているからです。
つまり、転職先の事業会社が上場している場合は働きやすい環境である可能性が高くなります。
受託会社の場合は上場していても忙しくて大変だと思うワン…受託会社は事業会社と違ってクライアントありきだから、上場していても黒かったりするよね。
まあちょっとくらい無茶をしていても、黙ってれば外にはバレないからね〜
…
事業会社に勤めるデメリット
周囲の環境によってはぬるま湯状態
事業会社に勤めている人は、どちらかといえば公私を分けたい現実主義の人や、マイペースにじっくりと仕事と向き合いたいタイプの人が多い傾向にあります。
自分をしっかり持っていても、周りの人間の多くがのんびりとマイペースに生きていると少なからず影響を受ける可能性があります。
実際にぼくが働いていた部署では勉強会を行っても一人しか参加しないという状態だったよ…
受託会社と比べると社内にヒーローのような人はいないし、周りの人は良くも悪くも普通なんだよね。
意識次第で転職が不利になりやすい
事業会社の傾向としては、安定して緩急のない日々を過ごせてしまう環境が多いため、何かを成し遂げることに対する意識が低くなりがちです。
悪くいうと平和ボケってやつです。
事業会社で行う主な基本的な業務は、提供サービスの安定した運用や、ユーザー体験の改善を小さな単位で繰り返して行うことです。
もし事業会社から転職することを考えるのであれば、日々の取り組みの中で自分が会社に対してどのようなアクションを行い、どのような結果をもたらしたかを、数値や実例でアピールできるように実績を作ることを意識してください。
職務経歴で事業会社の日々の業務内容を説明しただけでは、今ひとつ魅力が伝わらない可能性があります。
事業会社は正直、一般企業だからね。。
日々の業務で、後の転職で武器になるような実績を作っておくようにするワン〜
今後の転職に対する影響
事業会社から事業会社へ転職する場合
前職の業界にもよりますが、これまでの経験はある程度の評価につなげることができます。
特に、同じジャンルの業界であれば経験がかなり優位に働きますが、専門性の高い畑違いのジャンルなどでは異業種からの転職者と同じスタート位置になるもあります。
事業会社の主な業務はサービスの運用とビジネスをスケールさせることだから、大元でやってることは同じなんだよね。
あらかじめ転職することを予定してキャリアを考える場合は、なるべく有名所の事業会社で経験を積んでおくと企業名が名刺代わりになってくれるので転職が比較的有利になります。
企業名だけで評価になるって…信用のパワーはすごいワン
日本人は物事をブランドで見るところがあるからね…
事業会社から受託会社へ転職する場合
受託会社でクリエイター職に転職するつもりであれば、制作実績の他、ポートフォリオや自主学習などこれまで作ってきたものを一つでも多く見せる準備をしてください。
厳しい意見ではありますが、事業会社経験の評価はあまり期待しないほうがいいです。
受託会社では個人の技術・制作能力がわかりやすく評価に繋がってしまうので、ビジネス思考よりも何ができるかが重要視されます。
もし受託会社の中で営業職や、ディレクターとしてチャレンジしていくのであれば、事業会社での業務改善等の経験がそのまま評価に繋がる可能性もあります。
受託会社で何がしたいかにもよりますが、マネージメントに回るにもプロジェクトのコアメンバーになるにも、制作する力が全てになるので、シビアに実力社会で生きていくことになります
事業会社の働き方に慣れていると、受託に転職してしばらくは辛く感じるかもしれないワン〜
でも忙しい分すごく成長できると思うよ。
さいごに
- この記事のまとめ
-
- マイペースに安定して働きたい人におすすめ
- 事業会社にはホワイト企業が多い
- 職務経歴に書ける実績を意識して作っていこう
- 事業⇢事業の転職は○、事業⇢受託の転職は△
事業会社をべた褒めしていますが、ベンチャーの事業会社は話が別です。
ベンチャーの事業会社は自社サービスをガンガン育てる段階で、社内で別の事業が動いたり消えたりしているような変化の大きい時期です。
とにかくいろいろ試して収益を出すことに手一杯なので、受託の忙しさに負けないほどバタバタする場合もあります。事業会社だからと安心せず、ベンチャーには注意してくださいね…。
ベンチャーは成長の過程で初期メンバーがごっそり居なくなったりするので、ある程度事業が安定して収益もでている状態で入社すると、コアメンバーにもなれて一番美味しいポジションだよ
損得に関してはやたら詳しいですね…
受託会社に興味がある方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
それではまた。(・Θ・)